レポートヘルパー は記録業務を効率化するしくみです。
デイサービス 利用者のその日過ごされた状況を記した紙ベースのものを一般的に記録ノート、連絡ノート(以下、連絡帳)と呼ばれ、お帰り時にお渡しします。
現在、連絡帳は、約9割以上の施設で行われており、その約8割が手書きで行われている統計があります。
連絡帳を「手書き」でした場合、控え用をコピーし、さらにその記載情報をパソコンに保存する転記作業が発生します。利用者がお帰りになってからでないとできないため、残業するケースも珍しくありません。パソコンが苦手な人が多いという理由から、パソコン操作に精通した経営者や相談員、リーダー格のスタッフが入力業務を行っている傾向にあるようです。また、連絡帳控えの保管スペース確保等、様々な問題があります。
「操作簡単、スタッフ全員で分業する」がコンセプト!
レポートヘルパー では、パソコン・タブレット・スマホで簡単に入力することができます。入力操作の敷居を低くすることによってスタッフ全員で入力作業を行う こと、つまり分業することで作業効率の向上を図ります。
スマホ・タブレットでの入力は、アイコンと定型文タップを基本操作とし、文字入力をしなくても入力できる設計にしています。定型文も簡単に登録できるので 業務に応じた運用が可能になります。
スタッフは、操作を無理に覚える必要はありません。操作スキルに合わせ入力できるところは入力する。その程度で十分です。 操作がわからなければ、近くのスタッフにお願いすれば良いのです。操作できるスタッフの絶対数は多いはずですから・・・
入力する楽しさ、操作する楽しさを知れば、自然と個人の操作スキルは向上します。
費用対効果
システム導入を検討する際に、一番に考えることが「費用対効果」。
「とんでもない!システムなんて導入できる余裕はないよ!高いんだろう?」
「うちのスタッフ全員が入力できるとは考えられないよ」
「パソコンアレルギーを持ったスタッフがいるのに絶対無理。無理。」
「みんなで入力するんだって!誤入力が増えそう。余計にデータチェックに時間を取られそう。」
「まず、操作が覚えられないね。宝の持ち腐れになる!」
「手書きのほうが早いよ!」
などなど・・・・
理由はいろいろありますが、レポートヘルパー はこのあたりを重点的に解決しています。
パソコンが苦手な人は、銀行のATMも触ることはできないのでしょうか?100%ではありませんが、ほとんどの方は入金・出金処理はできます。
「でも、ちょっと複雑になる振り込み処理等はできないでしょ?」確かにそうなると操作できる人は少なくなりますが、それでもできない人のほうが少ないのではないでしょうか。
一番大事なのは、まず、「入力操作」という敷居を低くするということです。 銀行ATMみたいな簡単入力操作で、もし、わからない箇所があるならば他のスタッフに聞けば良い、 もしくは、その部分だけ変わりにやってもらえれば良いのです。エクセル等は、基本キーボード入力。そのため聞ける人、代わりにやってもらえる人の絶対数が少なくなります。逆に、敷居が低くなるとその絶対数は増えるのです。
スタッフ全員で分業することが重要なのです。
あとは、導入費用です。
それも、大丈夫です。レポートヘルパ ーは、施設様の目線で開発されたものですから。
主な機能
- バイタル・入浴・機能訓練・食事など運用に応じた情報入力機能
- 帳票出力機能
- CSV出力機能
- 申送り機能
- 掲示板機能
- スタッフ管理機能
- グループ管理機能
- スケジューリング機能
- いろいろなカスタマイズ機能
- 連絡ボード
- 日報機能
- 申し送り機能
- 画像保存機能(オプション)
- 簡単メール機能(オプション)
デイサービス 様と共同開発しました
システム開発で一番大切なこと。
それは、現場の視点に立って開発されているかということ。開発者は現場の声、スタッフの行動を理解するのが重要です。レポートヘルパー は デイサービス さんのご協力により介護現場で開発させていただきました。ダイレクトにスタッフの行動が見える。声が聞こえる。それらを踏まえ開発者視点で物事を考え、スタッフに意見も聞く。使ってもらう。その繰り返しによって、現場視点の「かゆいところに手が届くシステム」、レポートヘルパーが開発されました。
レポートヘルパー には、「完成」ということはなく、日々「進化」し、福祉社会に貢献していきます。